長崎の被爆した少女

本格的なきり絵作品としては初めての物です。80年ごろ、私が専従をしていた民青同盟という青年団体の主宰で「青年美術展」が開かれていて、当時非常に関心を 持っていた被爆写真の中からモデルを選んで制作しました。 それまでの多くのきり絵と違った作り方をしようと、意欲的に取り組みましたが、かなり若さゆえのせっかちな唐突 さが出ている感じです。この少女はもう少し悲しそうな表情をしていたのですが、それがついにうまく描けません でした。

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