国の政策や時の政権によって存続が危うくされてきた東京北社会保険病院。私は、国立王子病院の時代から住民のみなさんと力をあわせ、地域医療を守る運動の先頭に立ってきました。このたたかいの中で、ついに病院の存続と拡充を実現させることができました。
4期16年の都議現職時代、私は日本共産党都議団政調委員長として、都政の焦点となる数々の問題で、歴代知事を追及してきました。福祉切り捨て、失業者対策、築地移転、新銀行東京など、とりあげたテーマは、いずれも都民の暮らしに深くかかわる問題でした。
石神井川の増水による2度にわたる堀船水害では、ただちに現場にかけつけ調査。東京都や首都高には、いち早く原因究明と住民への補償を要求しました。お寺を貫通する無謀な都市計画道路81号線は、見直しを迫り、路線の一部を撤回させました。
人形劇を観る子どもたちの姿に感動し、切り絵にしてみました
私は大学時代、児童文学や人形劇で子どもたちとふれあってきました。
石巻市での救援ボランティア活動。池内さおりさん(左)とともに
子どもたちを励ますために、人形劇の第一人者である恩師が、被災地の宮古市で公演をおこなうと聞き、私も飛んでゆきました。くいいるように見つめる子どもたち。私は胸がいっぱいになりました。子どもたちはどんな困難な中でも、寄りそってくれる人とのかかわり、文化の中で、生きる輝きを放つ存在なのだと。
貧困やいじめが深刻化する中で、子どもたちの生きいきとした目の輝きを守りたい―この思いは、私の政治家としての原点です。
原発事故による放射線から子どもを守るため、党区議団とともに、ただちに放射線測定を実施しました。
原発は「即時ゼロ」をめざします。
昨年の都議会で、現行の日本国憲法を無効とし、戦前の「大日本帝国憲法」を復活させる請願に賛成した「東京維新の会」の現職都議。時代錯誤もはなはだしい。私は憲法9条を守り生かします。