2013年5月4日
猛暑の中での奮闘でつかんだ大勝利
全国注目の都議選で再選を勝ち取り、総選挙に続く躍進を果たせました。厳しい暑さの中のご支援、本当にありがとうございました。
都議会は、20以上の会派が離合集散を繰り返し、「臨海」推進のゼネコン都政が横行しました。オール与党政治が極限に達したその結論が、財政危機を都民犠牲で乗り切ろうとする「財政健全化計画」でした。
私は、シルバーパスまで取り上げるような情けない都政をきっぱりやめさせること、赤字の最大原因「臨海」の無駄づかいをリアルに知らせ、財政再建は開発優先都政の見直しを抜きにしてはありえないということを徹底して訴え抜きました。
同時に、私が取り組んできた、家賃値上げに反対し安心して住み続けられる公共住宅政策、阪神大震災を教訓にしたマンション対策、商店街では中小企業融資と活性化支援、痴呆性高齢者対策など地域福祉の一層の充実、医療改悪反対などを訴えてきました。
選挙本番では、すれ違う車からの声援が非常に多く、商店街では店の中で演説を真剣に聞いてくれて、都営住宅ではねたきりのお年寄りが窓の手すりにすがって手を振ってくれました。この声援に応えて何が何でも勝ち抜かねばとの決意で猛烈な暑さも頑張り抜けました。また、音の宣伝や電話かけなどを初めて経験した方が無数にいたことも知りました。これらすべてのみなさんの奮闘が、予想を超える議席倍加の躍進につながりました。
当選の後、息つく間もなく、沖縄・那覇市議会選挙応援に行き、ある集会で女性から「東京で共産党が伸びたので、日本の政治はもうだめと思っていた気持ちが救われた」といわれ、都議選勝利の全国的な意義を実感しました。
公約実現に向け、都民の福祉・教育を守り抜き、「臨海」開発など無駄づかいを見直させるまで徹底追及するとともに、若い世代が定住できる公共住宅建設や子育て支援、地域福祉充実やゴミ・環境問題の解決など、直面する課題の具体的で建設的な解決の道を切り開くため、頑張りたいと思います。
都議会第2党26名で、議案提案権はじめ、議会活動の条件は飛躍的に拡大します。激しくなるに違いない、他党派の共産党シフトを打ち破りながら、公約実現と来年の参院選挙、2年後の地方選挙での党と革新・民主勢力前進めざし全力をあげる決意です。