2021年6月11日

証人尋問ご参加の皆さんへ 2021・6・9 そねはじめ

久しぶりのフェイスブック。6月9日の86号線道路裁判の傍聴者の皆さんに送ったメッセージ文です。証人尋問ご参加の皆さんへ 2021・6・9 そねはじめ●「補助86号線」に反対する住民訴訟原告団のみなさん、傍聴のみなさん、高崎忠道原告団長はじめ証人尋問をご一緒に傍聴したかったのですが叶わずメッセージとなりますことお詫びします。●この間、都の内部文書を開示請求し、道路計画の破たんを証明する準備書面を東京地裁に提出され、起伏の多い地形に無理なトンネル掘削や立体交差点、公園の地下水を破壊する計画を検討していたことが明白になりました。国と東京都を追いつめ証人尋問を迎えたことに深く敬意を表します。●86号線は自動車交通量が少なく板橋側が既に廃止されネットワーク未完成の計画です。自動車交通量も減少し続けています。同様に補助92号線も荒川上野間が廃止になり残りの道路整備も事実上困難となっています。●86号線は自然観察公園の前でかさ上げされ、街なかを城壁のようにふさぎ直角方向が通行困難になることや、8%の勾配で車椅子の通行が困難になる問題は、世田谷の補助52号線、目黒区の環状4号線、北区補助92号線跨線橋計画でも起きています。●赤羽自然観察公園の湧水と地下水に大きな影響があり、稲付城址をトンネル掘削するなど軟弱地盤での地盤沈下や自然破壊の問題が、練馬の外環道や目黒区の玉川上水跡地でも見られます。●赤羽西4丁目の災害総合危険度がずっと「3」だったのが、急に最高の「5」になり、86号線計画が決まると5年後には再び「3」に戻されているのを明らかにしたことも重要です。●私は6月2日の代表質問で、特定整備路線の多くが住民の反対で用地買収が進まず毎年予算を使い残していることを追及し、財務局長に実績を基に「見直すべきは見直す」との理由で予算を減額している事実を認めさせました。●今後も86号線はじめ不要な道路予算はコロナ対策と福祉に回せときっぱり訴えていきます。共にがんばりましょう。