2013年5月4日

今、憲法96条が危うい!

改憲派の船田元氏が「日本は個人の権利が強すぎて道路一本なかなか通せない。公のため個人の権利を制限する規定が必要」などとテレビで発言していました。

憲法9条改悪だけでなく、96条が争点にのぼってきました。国民のあらゆる権利が危うくなります。

でも全く逆に、いったん決めた公共事業は何が何でも押し通す例が圧倒的ですよね。その典型が福島原発事故で、「公」の名で国民に安全だと偽り続けた結果が、あの惨状ではないか。

憲法改定でさらに国民の権利を縛れば、あまりに住民無視のため地元の声で凍結に追い込んだ北区西ヶ原の都道補助81号線のような計画さえ、口出しできなくなってしまうでしょう。

都でも猪瀬都知事は、改憲を後押しする態度をとりはじめており、都議会もわが党以外これに追随しているのが現状です。

憲法の全条項を守るためにも、必ず都議選と参院選で共産党が連続して議席を伸ばさくちゃいけないんじゃないかと痛感させられます。

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写真は、4月24日、雨上がり夕刻の虹。がんばれば憲法を護る大きな虹が立つかもしれません