「おこり地蔵」を北区平和展に出品

切り絵作品で、現物が残っていない作品の1つです。区議会選挙に出馬する2年前の85年に、当時非常に話題になっていた「おこり地蔵」を切り絵で切って見ようと挑戦しました。当時、四国五朗の絵本で、おこり地蔵が大変話題になっていた時期で、私は地蔵のそばで息を引き取る少女とそれを見守りながら怒りの涙を流す地蔵、背景には広島の原爆投下後の焼け野原が広がっている風景を構想して下絵を描きました。背景には実際の広島の爆心近くの情景の写真を元に切り絵を創りましたが、なかなか難しかったのを覚えています。この作品は始まったばかりの北区「平和のための戦争展」に出品しましたが、その後行方がしれなくなりました。当時の写真だけが残っています。

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