2021年1月27日

そねはじめの切り絵の世界68

「アカハラの巣ごもり」
 「アカハラ」の名は、小学生時代に育った北九州の溜め池に潜む真っ赤な腹のイモリの俗称として、印象深く思い出します。この野鳥も鮮やかな緋色の腹で、夏は東北、冬は九州で過ごす“国内渡り鳥”国鉄職員の家族として、全国を転々とした子ども時代を連想し、親近感がわきます。