2017年6月17日

防災に必要なことは

志位委員長を迎えた昨日の赤羽駅街頭演説から一夜明け、今日は早朝から赤羽小学校で開かれた赤羽消防団の消防操法大会に参加しました。

赤羽地区の7つの消防団が消火活動のスキルを競い合う年に1回の大会。どの分団も日頃の訓練の成果を発揮し、見事な操法を披露しました。

今、北区内では4つの特定整備路線をはじめ大型都市計画道路の整備が進められていますが、補助73号線や86号線など、その多くが「延焼の遮断を防ぐ」という理由で一方的に住民を立ち退かせる乱暴な計画となっています。

本当の防災は、まずは火を出さないこと、そして地域コミュニティの力で早期に火を消し止めることです。莫大な予算を投じて大型道路をつくる予算があれば、木造住宅耐震助成や感震ブレーカー助成を拡充し、消防団をはじめ地域防災力の向上にこそ努力すべきではないでしょうか。今日の操法大会を見て、そのことを実感しました。

大会には、池内さおり衆院議員も駆け付けました。

その後、午後一番で北区民主商工会の総会に駆け付け挨拶しました。

十条のまちづくりでは、駅前再開発や73号線計画で地元商店街に大きな影響が予想されます。大型商業施設やエキナカ商店街の進出によって、既存商店街が駆逐されることのないようにしなければなりません。

地元中小業者の利益を守るためにも、都政の果たす役割は極めて大きいと挨拶させていただきました。