2016年8月29日

”今頃になって”のカンボジアPKOドキュメント

”今頃になって”のカンボジアPKOドキュメント
法違反承知でカラシニコフを買った値段は玩具並み

●終戦記念日前後のTV番組は「今頃こんなこと報道するのか」との思いで見ました。都議選初挑戦の演説以来時折り訴えてきた93年5月4日カンボジア文民警察官射殺事件の実態をNHKスペシャルで見て、もしこの内容が当時報道されたらその後のPKOは不可能に近かったと感じました。
●丸腰で派遣された警察官が一番危険なアンピルでは自動小銃を違法承知で購入していた事実は衝撃でした。後日都議団で、私がその値段を言うと、全員から「まさか」と言われましたが、銃が10$(約千円)弾倉つけても35$は「命と引換えなら決して高くない」どころか子どものおもちゃ並みです。
●ここまでギャップがある日本から事実上内戦の国へPKOを派遣する意図はなんなのか。「世界の現実を味あわせて平和ボケを叩き直す」ため憲法や法律を無視してでもPKO派遣を続けたかったのでしょう。泥沼の世界の現実に戻っていくのか、世界が夢見てやまない戦争のない国の理想を追い続けるか、根本的二者択一です。

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