2013年5月25日

もんじゅのツケ

22日の報道では原子力規制委が高速増殖炉もんじゅに対し、1万件の点検放置を指摘し改善命令を予告したが、日本原子力機構は弁明しないと伝え、もんじゅの命運は99%尽きたことになります。

私は急に、福島事故前からもんじゅの事が気になり記事を集めていたのを思い出し、探し出して「そうだったのか」と理解しました。

写真右上が、Na事故で停止中のもんじゅが15年ぶり2010年5月運転再開した「赤旗」記事。しかし3か月後に燃料運搬の3トンの鉄骨が炉内に落下し、復旧のめど立たずという9月の「朝日」、さらに11月も再開めど立たずという「毎日」と「赤旗」。もんじゅは福島事故前からすでに”死に体”だったのです。

この4か月後の福島事故は、もんじゅにとどめを刺したはず。なのに規制委の指摘は「高速増殖炉」の危険性という急所を外してやって、論理的には1万件の点検をきっちりやれば再開を認めるもの。だからもんじゅ側は弁明などせずに受け入れたのでしょう。

もんじゅは水と激しく反応するNaを使いすぐ故障するおかげでメルトダウンはおこしませんでしたが、1兆円以上の高い罰金を払わされました。

130525