2015年2月3日

<写真は説明会で配布されたパンフレット>

◆昨日に続き公共事業の話題です。なんでこうも北区が大型事業で狙われるかと思いますが、本日夜7時から埼京線十条駅付近の高架化事業の説明会が、JRと都と区により王子第5小で行われました。体育館はぎっしり満員4~5百人いたでしょう。◆説明を聞いてひどいと思いました。赤羽駅立体化が終り20年「次は十条」が合言葉で、周辺の密集状況から「線路を地下化して防災スペースを」の願いが多数でしたが、本日の説明はハナから高架方式。高架事業の弱点はまず上り電車を東側にずらすため住宅や店を立退かせる必要がありますが、今回は「線路わきの道路計画は北区の防災まちづくりとたまたま一致した」からと区が側道を造るというのです。◆住民の発言はほとんど反対を表明し地下化を求めました。JRは「費用と時間がかかる。シールドマシンを入れにくい」を理由に拒否。都の課長は地下化で「仲原の踏切が渡れなくなる」と言い訳しました。地下化実現で、すぐ西に「延焼遮断」を理由に計画中の73号線道路(数百億円)は必要なくなり、事業期間も1Kmに渡り百軒以上立ち退かせる側道造りよりずっと早いと私は思います。<写真は説明会で配布されたパンフレット>

20150203kouji