2014年12月31日

2015年新年のごあいさつ 1・1 そねはじめ

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◆昨年は、都議選、参院選以来の党躍進の流れが、さらなる関門をくぐりました。

2月の都知事選で、第1に非正規労働者やサラ金被害者など社会的弱者の為に命がけでたたかってきた宇都宮健児弁護士を候補者に一点共闘が広がったこと、第2に安倍政権の戦争接近政策を体現した元幕僚長の策動やまやかしの「反原発」小泉・細川連合を破ったこと、第3に、ネットやキャラクターを生かした新しい選挙戦が若者中心に展開されたことです。

◆宇都宮候補の公約が、その後舛添知事自身の「世界一の福祉都市」公約、雇用対策や海外都市交流、ヘイトスピーチ批判、オリンピック施設見直しなどに生きました。わが党の提案も都民世論の反映としてこだわりなく受け入れられ、総選挙でも生かされました。

総選挙は比例代表とともに東京12区でのたたかいも、小選挙区になってから最高のレベルだったのは間違いありません。しかしこれも大きな展望への一コマです。

◆今年の地方選挙では、区議会で9名の議員団をがっちり守りぬき、区長選挙でも大きな政策的イニシアチブを発揮する中で、私たちはまともな野党勢力の再編のチャンスを迎えるでしょう。そして自民・公明与党連合を分裂に追い込むとともに一日も早く野党第一党に駆け上がり、自民党に代わる真の国民の立場に立った政権を築くたたかいに進んでいかねばなりません。その前に、アジアで新たな覇権主義国家が生まれたり、日本でもより先鋭なタカ派政権により戦争瀬戸際に追いやられる危険もありえるでしょう。

◆しかしどんな時でも必ず国会議員の一人として池内さおりさんが奮闘している姿をみられると思います。そんな想像の翼を広げながら久びさに幸いな気もちで年越しできることを喜んでいます。本年もどうぞよろしくお願いします。