2014年7月8日

そねはじめ切り絵の世界36

野鳥シリーズ⑮ 「バンの雛(ひな)」

昔、岡野薫子という作家の作品に「野生の動物の子どもはかわいさで身を守っている」との一節がありましたが、野鳥の雛は親鳥よりみすぼらしい場合が多いのはなぜでしょう。バンの成鳥はつやのある黒い姿ですが、雛はすすけた色とそばかす顔で葦の間を泳ぎ回っていました。

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