野鳥シリーズ⑤ 「もず」戦争と貧困のイメージ

2013年11月19日 3:45 PM | カテゴリー: 未分類

そねはじめ切り絵の世界25

「もずが枯れ木で」の歌詞で有名な野鳥ですが、昭和10年に「兄さは満洲へ行っただよ。鉄砲が涙で光っただ」と書いたサトーハチローも、その後出征兵士を讃える詩を寄稿した「慰問絵葉書」を義理の父の遺品で発見しました。働き手を戦争にとられ、何とか食べつないでいた農家の貧しさが、獲った餌を枝に刺しておく早餌えの習性とともに「もず」のイメージとダブってしまいます。

20131118mozukirie

ページトップへ